イラン経済制裁解除

イランの経済制裁が解除されるそうです。

ざっくりいうと、イランとアメリカが仲直りしたということです。

さて、それが一体何に影響してくるかということですが、

それは、原油です。

その他にもありますが、これが一番大きいと思います。

現在でも、旧産油国（中東各国など）、新産油国（アメリカ）のつばぜり合い状態なのに、
あらたな参戦者です。
イランは国土面積も広く原油もたくさん取れるそうです。

そのイラン産の原油がまた市場に流通しそうだということで、
原油相場の下落にさらなる拍車が掛かっています。
現在３０ドルを切っています。

ちまたでは、中国の景気減速が注目されていますが、（確かにそれもかなり大きなテーマです。）
個人的な考えでは、このイラン参戦などの供給過剰問題がじわじわ効いてきた結果だと思います。

地球のほとんどの先進国は北半球にあり、今現在真冬という状況でそれなりに暖房需要はあるはずです。
それなのに、ここまでズルズルさがって来るのは、そういう理由としか考えられません。

このまま原油価格低迷が長く続きそうでいろいろ懸念があります。

消費者としては宜しい限りですが、経済成長的にどうなのでしょうか。

今後の動向が気になります。

タグ：原油